話題の吸収型サニタリーショーツ。気になるけどゴワゴワしないの？
2018.07.29
ジメジメと暑い夏の生理は、いつも以上に蒸れが気になり肌トラブルも多く、憂鬱になりますよね。
特にナプキン派にとっては下着内がゴワゴワして蒸れやすくなります。
経血量が多い方も、漏れの心配以外に蒸れからくる肌のかぶれや匂いも気になると思います。
そんな時に吸収型サニタリーショーツ「エヴァウェア」は救世主になること間違いなし。
エヴァウェアはアメリカのカルフォルニアで開発・製造されている新感覚のサニタリーショーツです。
吸湿発散素材・吸収素材・防水素材・通気素材の特殊な4層構造の高機能素材を採用していて、最大でタンポン２本分の吸収量がある点が新感覚と言えます。
しかしそれだけ吸収力があると気になるのは「生地の厚さ」なのではないでしょうか？
「ゴワゴワしていそう。」「オムツみたいなイメージがある。」などの心配の声もあります。
では本当にエヴァウェアがゴワゴワしているのか、オムツみたいなのかというのを検証してみたいと思います。
「エヴァウェア」は吸収量がすごい分ゴワゴワしているのか？！検証してみた。
カリフォルニア生まれで日本に初上陸した「エヴァウェア」の最大の特徴はその吸収力です。
吸収力があるということは、「もしかして全体がオムツみたいなのか？！」「生地が分厚くてとてもゴワゴワするのではないか！？」という心配の声もあると思います。
それもそのはず、エヴァウェアは特殊な４層構造になっているので聞いただけで「分厚そう」な印象を持ちます。
しかしそんなことはありません！
今回はそのような不安な声に応えるべく、エヴァウェアは本当にゴワゴワしているのか、していないのかを検証していきます。
検証内容
エヴァウェアが他のショーツに比べてゴワゴワしているのかどうかを、実際に生地の厚さを測って検証していきます。
厚さを測るものとして「マチ針」を使用しました。
このマチ針を比較する生地に針を刺し、生地から出てきた針の部分と、元の針の長さを比較して生地の厚さを調べていきます。
このマチ針は針の部分が3.8cmなので、この3.8cmを基準に計算します。
検証するもの
① 女性用ショーツ（普段用）
② ①のショーツにナプキンを付けたもの
③ エヴァウェア
④ 成人用オムツ
今回はこの４つを使って厚さを測っていきます。
①女性用ショーツ（普段用）
まずはみなさんも馴染みのある普段用の女性用ショーツの厚さを測ります。
これは、ブラジャーとセットで販売されているショーツでごく一般的なものです。
（未使用品なのでご安心ください。）
では、デリケートゾーンのところにマチ針を刺してみます。
女性なら分かると思いますが、非常に薄いです。
では計測してみます。
結果3.7〜3.8cmの間
マチ針の元の長さとほぼ同じということは、ショーツの厚さは1mm程度とかなり薄いということが分かりました。
②女性用ショーツ（普段用）＋ナプキン
では次に、①で使用したショーツにナプキンを付けてみました。
サニタリーショーツを使用しない派の毎回の生理はこのスタイルだと思います。
ナプキンをつけるとこのようになります。
ナプキンのど真ん中にマチ針を刺してみましょう。
結果は3.1cm。
まち針の長さが3.8cmから3.1cmをひくと、ショーツとナプキンの組み合わせは7mmとなります。
ショーツの厚さを差し引くと、ナプキンは約6mmあることがわかりました。
③エヴァウェア
では今回の検証のメインとなるエヴァウェアの厚さを測っていきます。
吸収量が多いため生地も厚いイメージがありますが、実際はどうなのでしょう。
お腹まですっぽり包んでくれて、腰の部分まで吸収素材が付いているブリーフタイプを使用しました。
これはもっとも吸収量が多く、タンポン約２本分（20cc）です。
まずは吸収素材ではない部分の生地の厚さを測ってみました。
結果は3.7cm、ほぼ1mmで普段用のショーツとほとんど変わらず、かなり薄いことが分かりました。
では次にタンポン約２本分を吸収するという吸収素材の部分の厚さを測ってみます。
結果は3.6cmなので、待ち針の3.8cmを引くと、エヴァウェアの吸収素材はたった2mmという薄さでした。
これは、ナプキンの厚さの3分の1ですね。
④成人用オムツ
では最後に、「エヴァウェアがオムツみたいだったらどうしよう」と心配している方のために、オムツの厚さも測ってみます。
今回は介護などで使用する成人用のオムツを用意しました。
開いてみるとこんな感じです。
成人用ということもあり、かなり大きいです。
ではこれもナプキンと同様に、ど真ん中にマチ針を刺してみます。
結果は3cmでした。
よって、オムツの厚さは8mmということが分かり、今回検証した中でもっとも分厚いことが分かりました。
検証結果
今回の検証の結果を厚い順に並べると以下のようになりました。
①成人用オムツ：8mm
②女性用ショーツ＋ナプキン：6mm
③エヴァウェア：2mm（吸収素材の部分）
④女性用ショーツ（普段用）：1mm以下
結果を見てみると、オムツとナプキンの差があまりなく、一方普段用の女性用ショーツとエヴァウェアの差があまりないということが分かりました。
これで、エヴァウェアが「ゴワゴワしない」「オムツのようではない」ということが明らかになりましたね。
エヴァウェアは内側が４層構造になっていますが、１層がとても薄いため４層になっても薄く、普段用のショーツを変わりなく履けるのが快適さの要因となっています。
経血の量が多い日も、蒸れや漏れの心配がなく履けますし、生理が終わりかけまたは生理が始まる頃の量が少ない時に、普段と同じ軽さで履けるのが嬉しいポイントです。
番外編〜エヴァウェアとあわせておすすめする機能性サニタリーショーツ「ステインフリー」〜
エヴァウェアとあわせておすすめしたい、非常にスタイリッシュな機能性サニタリーショーツ「ステインフリー」の厚さも測ってみました。
ステインフリーは通気性と防水性をとことん追求して開発されたため、ごわごわせずムレにくい・漏れにくいというのが特徴のサニタリーショーツです。
素材にはナイロン・スパンデックス・ポリエステルを使用し、長い時間活動する女性や、経血漏れが気になる睡眠時に、ナプキン、タンポン、月経カップのバックアップとして、威力を発揮します。
従来のサニタリーショーツに比べ、ステインフリーはデザインに非常にこだわっていて、好みや気分に合わせて自分にぴったりのスタイルと色を選ぶことができます。
今回はヒップスターのブルーを使用しました。ウエストや足繰りの部分が柔らかく、敏感肌の方にもおすすめです。
裏返すとこのようになっていて、黒い部分が吸水素材になっています。
まずは、ブルーの部分の厚さを測ってみました。
結果は3.7cm、エヴァウェアと同じでした。
では次に吸収素材の部分の厚さを測ってみます。
結果は3.6cmということで、待ち針の長さの3.8cmを引くと厚さは2mmということがわかりました。
ステインフリーもエヴァウェアと同様にゴワゴワせず、機能性だけでなく快適さも備わっているサニタリーショーツということが分かりました。
ステインフリーの特徴として、「通常のショーツよりもさらに乾きが早い」という点が挙げられます。
おしゃれで履き心地が良い上に、お手入れまで簡単なのが嬉しいポイントです。
こちらも、生理の終わりかけや始まりそうな時に履いておくと安心感がアップします。
状況に合わせてエヴァウェアと使い分けることでより快適な生理期間を過ごせるでしょう。
２種類のショーツを使用してみた感想や、おすすめの使い方については以下の記事を参考にしてみてください。
参考記事
漏れ、汚れはもう怖くない！本当におすすめのサニタリーショーツの使い方
まとめ
従来のサニタリーショーツにはない吸収力が魅力の「エヴァウェア」ですが、これから購入を検討する方にとって気になる点は、「素材がゴワゴワしていないのか？」「オムツみたいな感じではないのか？」だと思います。
私も実物を手に取る前までは正直半信半疑でした。
その心配を吹き飛ばすために、今回は４種類（＋１種類）の生地の厚さを測り、その結果をお伝えしました。
エヴァウェアの吸収部分の厚さが普段用のショーツと変わりがないことから、吸収性があるのにゴワゴワしないで普段と同じように過ごせることが少しお伝えできたと思います。
逆に、ナプキンはエヴァウェアよりも３倍ほど厚く、オムツに関してはさらに分厚いことも明らかになりました。
サニタリーショーツを使用しない派の意見には「ゴワゴワするから嫌だ」という意見も多くあるようです。
そんな方々にもぜひ試して欲しいのがこの「エヴァウェア」です。
一方「ステインフリー」は、ジュニアでも履けるサイズを用意しているので、親子で楽しめますのでおしゃれママは必見ですよ！
少し寝坊したいお休みの日も、漏れる心配がなくぐっすり眠れること間違いなしです。
この夏はエヴァウェアとステインフリーを活用して憂鬱でしかなかった生理を、少しでも快適に楽しく過ごしてみてはいかがですか？
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