癒着

ゆちゃく

本来は離れているはずの臓器が、外傷や炎症によってくっついてしまうことを、癒着といいます。手術などにより損傷を受けた組織や臓器表面が、接触した状態で組織の再形成が行われるために癒着が起こります。

多くの場合、これらの癒着は生活する上でほとんど支障をきたしません。しかし、腸が臓器や腹部の内側の壁に「癒着」することで、腸の中を食物や消化液が通過できなくなった状態を腸閉塞(イレウス)といいます。また、骨盤内手術の結果、骨盤内の癒着が起こると、卵管が腹膜にくっついたり、卵管がふさがって卵が通過できなくなったりするなど、不妊の原因となることがあります。

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