月経困難症

げっけいこんなんしょう

月経がはじまると、下腹部痛や腰痛、頭痛、倦怠感、疲労感、吐き気、食欲不振、イライラ、下痢および抑うつなどの病的症状がみられることはよくあります。その症状が強く、仕事や家事など日常生活に支障をきたすような場合を月経困難症と呼びます。

月経困難症は大きく2つのタイプに分かれます。ひとつは、病気の要因のないもので、体質や心理的なストレスなどが原因で子宮が過剰に収縮していることから起こると考えられているものであり、「機能性月経困難症」といいます。もうひとつは、子宮や卵巣に何らかの病気が隠れているもので、これを「器質性月経困難症」といいます。うたがわれる病気には、子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫などがあります。

機能性月経困難症の痛みは、月経の初日および2日目ごろの、出血が多いときに強く、痛みの性質は痙れん性、周期性なのが特徴です。また、器質性月経困難症の場合には、月経前4~5日から月経後まで続く持続性の鈍痛があります。

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