頻発月経

ひんぱつげっけい

月経周期が短縮し、24日以内で月経が訪れる場合をいいます。頻発月経には、大きく分けて排卵の起こっていないもの(無排卵性)と、排卵をともなうもの(排卵性)があります。

無排卵性の頻発月経は、思春期や更年期の女性に多くみられ、性的に成熟していないこと、または閉経が近く卵巣の機能が弱まっていることが原因であると考えられています。一時的に頻発月経になっている場合は、特に治療の必要はないとされます。他方、20~40歳ごろの成熟期の女性の場合には、ホルモンの分泌異常の可能性もあります。3ヶ月以上、無排卵性周期が続く場合には、排卵誘発剤などの投薬で月経周期を調整することがあります。

排卵性の頻発月経もまた、ホルモンの乱れによって発生します。月経がはじまってから排卵するまでの卵胞期が短いか、あるいは排卵してから次の月経までの黄体期が短いことが原因です。「卵胞期短縮症」や「黄体機能不全」などの病気の可能性があります。黄体期の短縮には、ホルモンの分泌異常、ストレスなどが原因として考えられます。黄体期が短縮することにより、子宮内膜が成熟しないため、不妊症や流産の原因になることもあります。

頻発月経の場合に、自分でできることとしては、基礎体温をチェックすることです。基礎体温に高温期と低温期の二相が認められる場合、排卵があることが推測されますが、それがなく、無排卵が続いていることがうたがわれる場合は、早めに婦人科を受診することが望まれます。

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