悪露

おろ

おりものとは、その名前のとおり、女性の身体の中から「おりてくるもの」という意味があります。子宮、腟、汗腺からの分泌物が混じりあった粘性のある液体です。色は、透明か乳白色、少しクリーム色がかっている場合もあります。においは、甘酸っぱいようなにおいがすることもあります。

おりものの量や状態には個人差がありますが、生理と同様におりものにも周期があり、その周期に合わせて量や状態は変化します。

おりものの量は、エストロゲンの分泌にほぼ比例します。一般的に、妊娠可能な年齢ではおりものの量が多くなりますが、40代のころからおりものの量が少しずつ減り、閉経を迎えると量が少なくなります。

おりものの役割は大きく2つあります。ひとつは自浄作用であり、細菌が腟を通して身体に入ってくるのを防ぐ役割です。もうひとつの役割は、排卵期における受精の手助けです。子宮の出口から出るおりものは、精子が腟を通ってスムーズに到達する役割も担っています。精子の動きを助けるために、排卵期には、卵の白身のような粘り気のあるおりものが多く分泌されます。

また、性感染症に感染した場合、おりものの状態が変化することが多く、早期発見の手がかりになります。病気を判別したり、体調の変化を知ったりするための大切な情報となります。もし、生理用ナプキンを使わなければならないほどの分泌量である場合、また、出血が混じったり、変なにおいがしたり、外陰部のかゆみや痛みをともなう場合であれば、婦人科を受診しましょう。

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