骨盤底筋

こつばんていきん

骨盤底筋とは、骨盤の底(下部)にある筋肉の総称です。この筋肉は、恥骨、坐骨、尾骨についており、骨盤内臓器である膀胱や子宮、直腸を下から支え、排尿、排便時に尿道や肛門をコントロールする役割を担っています。

頻尿や尿もれなどの排尿のトラブルは、骨盤底筋の締める力の弱まりと大きな関係があります。腹圧性尿失禁も、尿道括約筋を含む骨盤底筋群が弱るために起こります。40代以降の女性に多いとされます。出産によって、産道の周りの筋肉群が引き延ばされて、骨盤底筋がダメージを受けるため、産後の女性にも起こります。腹圧性尿失禁では、咳やくしゃみ、ジャンプをする、重いものを持ち上げるなどの、おなかに力をこめる動作で尿漏れを生じます。

骨盤底筋は、骨盤底筋体操や骨盤底筋トレーニングによって鍛えることができる筋肉です。肛門・腟・尿道口をキュッと締める動きを10秒程度持続させることによって、骨盤底筋群を鍛えます。経度~中程度の尿もれの改善が期待できるとされます。

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