月経前不快気分障害

げっけいまえふかいきぶんしょうがい

月経前不快気分障害(premenstrual dysphoric disorder: PMDD)とは、月経がはじまる数日前から不快な気分に陥り、月経開始の前後や直後には回復する障害です。近年よく知られるようになった月経前症候群(PMS)とも似ていますが、月経前症候群(PMS)と比較して、精神症状がより重いものをいいます。

感情の症状(例:突然悲しくなる、怒りっぽくなる、抑うつ気分や絶望感)、行動の症状(例:仕事や学校、趣味などへの興味が薄れる)、身体の症状(例:だるい、疲れやすい、過食、過眠または不眠など)があらわれます。特に、1.抑うつ気分、2.不安・緊張、3.情緒不安定、4.怒り・イライラの 4 症状が中核をなします。症状に個人差は大きく、感情の症状は生じても、身体や行動の症状は生じない人もいます。正確な原因のメカニズムは解明されていませんが、月経周期に連動する黄体ホルモンの分泌の増減や、周囲の環境などが発症に関係すると考えられています。

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