子宮

しきゅう

子宮は成人女性にある内性器で、骨盤の中にあり、膀胱と直腸にはさまれるように位置しています。洋梨を逆さにしたような形の袋状の臓器で、上部は左右の卵管、下部にある子宮口は腟とつながっています。上方3分の2を子宮体部、下方3分の1の円錐状の部分を子宮頸部、子宮体部の内腔を子宮腔と呼びます。

子宮内部には子宮内膜という薄い粘膜があり、毎月、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の影響を受けて受精卵を育てるためのベッドをつくり、妊娠しなければこの部分だけ体外に排出されます。この繰り返しが月経という現象です。

子宮は通常の状態では鶏卵くらいの大きさですが、妊娠中には胎児を育むベッドとなるため、大きく変形します。臨月のころになると子宮は30~40cmほどまで大きくなり、出産後には約2ヶ月で、もとの大きさに戻ります。伸縮性が高い筋肉でできています。

関連記事